*保育士が楽しんで参加できる研修へ*
はじめに
園内研修の内容を考えるのって、時間がかかりますよね。
日々の保育の業務がある中で、
両立してよりよい内容にするのはパワーが必要です。
そこで、
”周りの職員に気づきを与えて共に成長できるような園内研修”を
短い時間でプログラム化できたら、いかがでしょうか?
今まで研修講師として大手企業に関わってきたノウハウを活かして、
”研修作りの4ステップ”をまとめました。
現場のハッピーにつながるように、
少しでもヒントになれば幸いです
では、内容に入っていきましょう!!
研修作りの4ステップ
1.悩みごとや困りごとを明確にする
まずは、周りの職員がどんなことに悩んでいて、
どんなシチュエーションでの打開策を知りたいと思っているのか、
企画者が理解することで、寄り添いの視点をもって、
研修内容を企画することができます。
私が研修をするときは必ず、事前に匿名でアンケートを実施しています。
一人ひとり悩んでいるポイントが違うため、
最初にしっかり把握することが必要だからです。
そのニーズを抑えることができたら「もう8割できた!」と思ってもいいぐらい、
大切です。
休憩室などに投票箱を設けるのもいいかもしれませんね!
2.「あ!そういうのあるある!」という具体的事例を盛り込む
イメージのしやすさが大切なので、
よくあるようなシチュエーションの事例をピックアップしましょう。
手に取るように分かるようなシチュエーションであればあるほど、
説明の手間が省けて、ディスカッションの時間を長くとることができます。
イメージのしやすさの向上という意味合いでは、
写真や動画などを活用するのも分かりやすいですね。
(ドキュメンテーションを取り入れると事例の発掘がスムーズです!)
3.”正解”を設けずに小グループ⇒全体へ意見を吸い上げていく
人数が5名以上の場合は、周りの反応を気にして意見を言いづらい可能性が高まります。
一方で、少人数でアウトプットが一気に増やした方が、話しやすく、
若手職員からの思っても新しい意見も出てくる可能性も高まります。
グループでのディスカッションから、全体会に移り、
どんな話し合いがあったかシェアをすることで、
様々な意見が共有されて、互いに気づきや学びが多くなります。
このディスカッションをする上で一番大切なことは、
”正解を設けない”ということ。
”何を発言しても大丈夫”という安心感があって初めて、
多様な意見が出てきます。
つまり、進行役の方は、安心安全の場作りに徹しましょう。
この具体的な場づくりの方法についてはまた記事をアップいたします。
4.気づきやすぐにできるアクションを共有する
最後に大切なのは、
「あー!よかった!学べた!」で終わらせないこと。
どんなところがよかったのか、
どんなことが学びになったのか、
問いかけしていき、アウトプットを促すことで、
気づきが深まります。
全体発表の時間をとる時間が難しい場合は、
個別シートを作成しましょう。
さらに、
その気づき・学びを活かしてどんな保育をしていくか、
今すぐできる行動にブレイクダウンして、
問いかけをする必要があります。
そこで明確になればなるほど行動につながり、
学びを活かすことができます。
問いかけのデザイン次第なので、
その事前準備は是非力を入れてみてください。
まとめ
みなさん、いかがだったでしょうか。
今一度振り返りましょう!
1.悩みごとや困りごとを明確にする 2.「あ!そういうのあるある!」という具体的事例を盛り込む 3.”正解”を設けずに小グループ⇒全体へ意見を吸い上げていく 4.気づきやすぐにできるアクションを共有する |
是非この4つのステップを意識して、
保育士が楽しみながら参加できる効果的な研修を作成してみてください(*^_^*)
弊社では、この4ステップを完全に網羅したオーダーメイド研修を
実施しています。
貴園の課題やニーズに合わせて、
最適なプログラムを作成いたしますので、
お気軽にお問い合わせください!!
研修を通して、園内のハッピーがどんどん広がっていくことを
心からお祈りしております!
お読みいただきありがとうございました。
株式会社ぎゅぎゅっとハッピー
代表取締役 三原勇気(ゆうちゃん)