スキンシップがすごい!子どもの自己肯定感を育む効果盛りだくさんなワケ

はじめに

子どもとの関わり、
見たり話したり聞いたり微笑みかけたり様々な方法でコミュニケーションをとっていて、
どれも大事なことですよね。
そのコミュニケーションの中でも、

とってもとっても重要なのが、
『触れる』
ことです。
『タッチケア』や『ベビーマッサージ』などの言葉が巷でよく耳にすることもあり、

子どもに意識して触れるようにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

では、
なぜ、『触れる』ことが大事なのか、
いったいどんな効果があるのか、
いつまで触れたらいいのか、
本と自分の経験談、考え方を交えながらお話していきたいと思います。

皮膚は脳は二卵性双生児!?

いきなり、生物学的なことになりますが、

ついてきてくださいね(笑)
人が生まれる前の受精卵のとき、細胞層から臓器を作り出すのですが、

そのとき、一番外側の細胞層から一緒に作り出されるのが
『脳』と『皮膚』なんだそうです。
イメージとしては、

内側の『脳』を外側の『皮膚』

が包み込んでいるみたいな感じ。
このことから、
皮膚からの情報を脳がダイレクトに受け取る

ということが言えます。
スキンシップによって肌からのよい刺激があることで、

脳に直接伝わって、

よい発達を促してくれることは間違いありません。

 

 

で、スキンシップがなんでいい刺激やねん?

スキンシップをして肌と肌との触れ合いがあることで、
脳の中に『オキシトシン』というホルモンが分泌されます。
これは一体何かというと、
ストレスに打ち勝つことができる、

愛と幸せに満ち溢れた魔法のようなエネルギー
です。
こんなエネルギー、今すぐ欲しくないですか?
僕も今すぐ、欲しいです(笑)
このエネルギーが、私たちにいったいどんな効果を与えてくれるのか、

もっと詳しく見ていきましょう!!

 

オキシトシンがもたらす効果は?

○安心感に包まれる
○最大の承認を受けることで自己肯定感が高まる
○不安や恐怖を減らす
○幸せな気分になるのでストレスに強くなる
○人への信頼感が増し、社交的になる
○記憶力や集中力が高まる

お!最高!これはすごい!!
私も欲しい!!
と思ったそこのあなた。
次の章をご覧下さい♡

 

大人でも手遅れはない???

 

そうなんです。
このホルモンは、大人でも子どもでも、同じ。
分泌させる最大の方法は
思いやりのあるスキンシップです。
あなたは何か悲しいことがあったとき、

友達やパートナーがただただ抱きしめてくれて救われた経験はないですか?
そのときに、実は、

オキシトシンが大量発生していました。

思いやりのあるスキンシップは、
「自分を受け止めてくれる人がいるんだ」

「自分って愛されているんだ」

「つらいこともあるけど生きていきたい」
こんな風に思えるきっかけになる、

世界一あったかい魔法かもしれないですね。
まさに生きていく力の根底だと思います。
これから益々生きにくいであろう時代を生きていく現代の子どもたち。
小さいときから生きていく力を育んでいきたいですね。

 

 

簡単!!!スキンシップ実践方法♪

子どもにハグやハイタッチなどのスキンシップをとり、愛を伝え合い感じ合う、
具体的なスキンシップ法を見ていきましょう!!

求めてきたときには1分でもいい!ハグをする!

よりによって忙しいときに、「ママ抱っこ(´;ω;`)」と求めてくるときもありますよね。

「あとでね」と言いたくなるところですが、、、、

5分だけでいい、
いや、
1分だけでもいいので時間を作ってください。
何もせずに何も考えずに、
ただ、子どものことだけ思ってハグをする。

子どもは少しの時間でも受け止められて安心感に包まれ、

親も一呼吸置くことで心を落ち着かせることができ、

両者にはオキシトシンがたっぷり分泌されています。

ふれあい遊び、こちょこちょ遊び等を楽しむ

いろんな歌に合わせて体に触れたり、こちょこちょ遊びをしたり、

遊びの中でスキンシップを楽しみながら実践できます!!
音楽があることで親しみをもてるし、気分転換もできるのでおススメです♪
Youtubeで「ふれあい遊び」と検索してみて下さい。

たくさんありますよ♪
ちなみに、

ハッピーダンスも体を大きく動かしながらスキンシップを楽しめます☆ミ

 

 

触られることを拒まない

触れられるだけではなく、

子ども自身も、親に触れることでも自分の手の平を介して刺激されます。

触れてもいい、拒まれないという安心感が、

自分の自己肯定感や、

自分の触れられる許容範囲にもつながります。

子どもが求めていたら、是非、いろんなところを触らせてあげて下さい。

逆に触れられるのが嫌な人は、、、、

ここまで触れることの大切さやその実践について話してきましたが、

そもそも触れられることに抵抗がある人もいると思います。
もしかしたら幼少期から触れられる習慣がなかったかもしれないし、
何かトラウマ的なことがあったのかもしれません。
その場合は、無理に触れたり触れられたりしなくてもいいんです。

『自分自身が心地よい感覚』
を感じていることが大事ですから。
ただ、スキンシップは子どもの育ちにおいて本当に大切です。
少しずつ、

ゆっくりでいいので、

触れてあげる回数を増やしていけるといいですね。

ちなみに、、、、ゆうちゃんの実体験♪

ゆうちゃんは、

小さいときからずっと親からのたくさんのスキンシップと愛を受け取ってきました。
父のすね毛にまみれた足に挟まれて動きをとめられてこちょこちょされたり、

階段をのぼるときは後ろにいる両親から毎回お尻を触られたり、

ほめるときは頭をなでられたり、

ほどよくカンチョウされたり、、、、
そんな中で常に安心感と認められているという自信をもちながら

楽しく生きてきました。
よくないかもしれませんが、

たいして反抗期を迎えることはありませんでした。
ただただ笑って、何か困ったことがあれば相談して、

大人になりながら少しずつ自立していって、、、、。
家は常に安全基地でした。
でも、いけないことはしっかり教えてくれました。
でも、ずっと味方でいてくれました。
だからこそ、

やりたいことは何でもチャレンジして、

中学生のときからずっと保育士を志したり、

夢をもって徳島から上京したり、

できたのかなと思います。
まだまだ未熟者で、もちろん失敗もあるし、夢の途中ですが。
そして、

保育士となった今では、日々子どもたちと激しくスキンシップで愛を伝え合い、

「だいすきだよ」と言葉と行動で発信する側になりました。
愛にあふれた幸せ空間で、毎日、部屋中がピンク色です。

全て、親のおかげだと思っています。
自分がよく育ったとは思いません。
まだ20数年しか生きていない分際の私が、これが子育ての全てだとも言えません。
ただ、愛をもって育てられたという自信はとてつもなくあるのです。

まとめ

スキンシップによってオキシトシンが分泌され、
愛と幸せに包まれることを自分自身も改めて整理できました
スキンシップについて、
何か一つでも知っていただけたら幸いです(^^♪

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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